仏教

【開催レポート】車中泊×禅

今回は、「車中泊×禅」の様子をお届けします。

Vanlife Basesというサービスの利用者が来てくれました。


車中泊×禅とは

立派なキャンピングカー

内容

具体的には、車でお寺の境内に宿泊をし、夜と朝にお寺で禅体験をするというものです。

今回は、初めての取り組みではありますが、キャンピングカーに4人の方が宿泊していらっしゃいました。また、夜と朝には、写経・坐禅・勤行に参加してくださいました。

なぜ車中泊?

受け入れ側のコチラからすると、正直な話、「かかる手間が少ないから」です。

宿坊に泊まってもらえるなら、それは素晴らしいことですが、実際に宿泊施設をつくるとなるとかなりのコストがかかります。

もちろん、禅修行らしく、畳に雑魚寝させるというのもありかもしれませんが、やはり、布団や入浴など、準備にコストがかかります。

宿泊さえ車でしてもらえれば、寝床はもちろん、お風呂も銭湯へ、食事はレストランへ気軽に車で行ってもらえるので、受け入れ側の負担がほとんどありません。

一方で、泊まる側も様々メリットがあるようで、車中泊自体は、自分の周りでも、「時々するよ」という方がいらっしゃいます。

なぜお寺?

車中泊には、欠かせないものが「場所」「トイレ」ということで、ちょうどお寺には、広い場所と外トイレがありました。その意味で、車中泊に適しているのかもしれません。

ちなみに、北海道では「キャンピングカー神社」があるみたいです。

雑誌「寺社Now」から引用。バックナンバーが全て一般にも公開されている雑誌です。

当日の流れ

到着

キャンピングカーがお寺に到着しました。キャンピングカー自体をはじめて見たので、コチラも興奮しました。乗ってきた人たちも何だか楽しそうです。

一般に車中泊というと、道端で勝手に一夜を過ごすイメージもありますが、みんさんで正式に丁寧にあいさつしていただきました。気持ちよく受け入れられます。

食事・入浴

私は同行していませんが、あいさつ後、食事・入浴に一度出て行かれました。

何かあればすぐに車でお出かけできるのが車中泊のメリットみたいですね。

ちなみに、聞くと行かれた銭湯は「きららの湯」。糸島では有名です。

再到着、夜座(やざ)

帰って来られたあとは、夜坐禅をされました。

糸島の山のふもとにあるお寺、秋の虫の鳴き声が聞こえる中、みなさん座っておられました。

うるさいほどに、虫の鳴き声が聞こえました

就寝

就寝、みなさん、キャンピングカーで寝られていました。

起床、暁天坐禅

朝の坐禅です。朝は、また違って、鳥の声が聞こえます。

朝課

参加者の顔は隠させていただいています

お経を読むというのも朝の行事です。

朝ごはん

禅の世界の朝ごはんといえば、お粥ですが、今回は、地元のパン屋さんのパンをいただきました。

「車泊×禅」の目的は、禅体験だけではありません。「地元の人や物との交流」も同じくらい大切なテーマのようです。

今回いただいたパンは、地元民の間では有名、というローカルに人気なパン屋さんのもの。実際、みなさん、とてもおいしそうにいただいていました。

写経

熱心に取り組んでいらっしゃいました

最近、いろんなところで「写経やりたい」という声を聞きます。実際みなさん、「やってみたい」ということで、取り組んでいました。

帰り

そんなこんなをしていると、時間がたち、出発の時間になりました。

実質的にお寺で過ごして時間はそこまで長くないのですが、いろいろな体験をされている間にコチラも初対面にも関わらず、別れが名残惜しくなりました。

最後ももちろん、丁寧にあいさつしていただき、帰っていかれました。

帰り道

感想

車中泊の受け入れ側として

特に何も負担ナシです。民泊は、宿泊施設ごと貸すのでいろいろな準備・片付けなどあるのでしょうが、車を1日泊めてもらうことは何も負担がないので、何ともありませんでした。

一緒に体験したり、交流したりできる時間は同じなので、コストの少ないホストとして、気軽に受け入れられるのがよかったです。

禅体験として

本来、禅の行事は、朝に集中しています。もちろん、時間帯はいつであろうと価値が下がるわけではありません。(実際、いとしマインドフルネスでは、「ハードルを下げる」のコンセプトのもと、昼の時間帯に実施しています。)

しかし、やっぱり、朝、一緒に坐禅からはじめられるのはいいですね。例え車であろうと、寝床が近いからこそできることであると感じました。

参加者のみなさん、ありがとうございました!

(車中泊に関心のある方は、下記をご覧ください。)